大人も子供も一緒になって楽しめる?絵本屋の魅力

【書評『全国 大人になっても行きたいわたしの絵本めぐり』】


絵本はかわいらしく優しい絵柄、簡単な文章の中に深いメッセージが込められている。そんな絵本が好きな大人も少なくない。また子どもに読み聞かせる絵本に悩む人も多いだろう。『全国 大人になっても行きたいわたしの絵本めぐり』は、魅力的な絵本を楽しめる図書館や美術館、絵本カフェを取り上げて紹介している本だ。




栃木県にある「絵本屋・Cafe ぷーじ&ぷーば」は自然に囲まれた那須の森の中にある。ログハウスを改装して作った絵本とカフェを融合し、落ち着いた空間を作り上げた。子ども図書館の運営に携わっていた山元さんによる丁寧な選書も魅力で多くの人が訪れている。


東京都大田区、自宅を改装し絵本のお店としたのが「絵本の店・星の子」だ。「子どもをひとりの個人として尊重し、ごまかしのない本」をコンセプトに、良書が並んでいる。スイス製の質の高いおもちゃも並んでおり、子どもが楽しめる空間にもなっていることが特徴だ。


世田谷区にある「キッズブックス」は子ども向けの英語の本が置いてある本屋だ。子どもと大人が一緒に音読し、英語を楽しみながら学べる教室も開催している。


下北沢にあるのが、うさぎと絵本が楽しめる「うさぎの絵本」だ。絵本もうさぎなどの動物も「心が温まる」という共通点がある。絵本カフェを開くとなったときに自然とそのような空間にしたいと思ったとのこと。


銀座にある老舗「教文館」の6階にあるのが、「子どもの本のみせ ナルニア国」だ。本棚は子どもの手が届くよう2段目までしかなく、店内も広く、子ども連れやベビーカーでも安心して店内を見て回ることができる。


子どもが自分で絵本を選べるように配慮しているのが、「よもぎ BOOKS」だ。ここでは子どもが手に取りやすいよう本の配置を工夫している。子どもから大人まで年齢問わず楽しめる1冊に出会えるよう工夫していることも特徴だ。


富山市にある「デフォー 子どもの本の古本屋」も似たコンセプトを持っている。古本の絵本を扱い、子どものお小遣いで手が出しやすい100円〜500円くらいの価格で絵本の古本を販売していることが特徴だろう。


岐阜県にある「大きな木」は絵本シンガーである店主の杉山さんが、ライブを行ってくれる児童書の専門店だ。「大人と子どもが良い関係を築ける場所を」と杉山さんは語り、親子で楽しみながら参加できるイベントも魅力的だ。


絵本は子どもを対象にしているが、大人が読んでも楽しめるものはたくさんある。『全国 大人になっても行きたいわたしの絵本めぐり』で紹介されている119軒の本屋は、まさしくそのような本屋ばかりだろう。子どもと一緒に絵本選びをしてみるのも楽しいかもしれない。


全国 大人になっても行きたいわたしの絵本めぐり


¥ 1,680

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